「親知らず(智歯)」とは、第三大臼歯の別称で、思春期頃に生えてくる前から数えて8番目の歯です。
現代人は、食生活の影響で顎の骨が小さくなってきており、その8番目の歯が生えてこなかったり、生えてきたとしても横を向いてしまう場合が多くなってきています。
このような生え方をした親知らずは歯磨きがしにくく、その歯自体が虫歯になったり、またその1つ手前の第二大臼歯が歯と歯のあいだから虫歯になったりします。
また、親知らずの周囲の歯ぐきが化膿し炎症を起こすと、口が開かなくなることもあります。
このように、お口の中に様々な悪影響を与えるような親知らずは抜歯をお勧めします。腫れたり痛みのある場合は、一時抗生剤で炎症を抑えてから抜いた方がよい場合もありますので、
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